到着

 北京について、客引きを避けながらタクシーに乗り、町並みを見ていて頭に浮かんだのは「来てしまった」という言葉。現実に1人で北京に来て、こうしてタクシーに乗ってるんだと実感するとなんだか映画の主人公のような気分になりました。

 タクシーの運ちゃんは最初見たとき、めちゃめちゃ怖そうな人だと思ったのですが、案外親切な人で学校まで150元と聞いていたけど、実際は87元。タクシーにもよるみたいですが…。こっちで知り合った友達は8000元と言われたらしいです(苦笑)。

 指示器なしで120キロで走る車中で死ぬーと思いながらも、どうにか無事に学校到着。が、地図を持っていたことをすっかり忘れ、寮の場所がわからなくて、5、6人の中国人に聞いて結局広い校内を重い荷物ゴロゴロ移動させて汗だくで寮に到着しました。

しかーし、まだまだ有問題で、つくなり寮の事務員さんに「部屋がナイ」と言われました。ちゃんと予約みたいなのをしてたのにですよ。中国らしいなぁなんて妙なところで感心してしまいました。とはいうものの、このままだとやたらと高い1人部屋になりそうで、途方に暮れてたところ日本人の老同さん(前からいる学生さん。ラオトン)が必死に交渉してくれて、どうにか第一希望の部屋が取れました。今回私が泊まっている部屋に決まった新入生はあまり数が居ないそうで、わたしはラッキーガールだったそうです。

決定した後に教えてもらったんですが、「どこの斡旋業者か」というのが重要なポイントだったそうです。なんとなく選んだ業者さんでしたが、そこにしてて良かった…。もし違っていたら今頃ブルーな毎日を送っていたかもしれないです。ちなみに私の斡旋業者は国際交流サービスセンターさんでした。

普段は、友達認定のあまり運がついてない人なんですが、こういう大事な時はツイテて良かったと思います。なんでも短い尺度でものを考えるもんじゃないですね。



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